お金を借りて病院代が無くて眠れない夜を過ごしました

お金を借りて病院代が無くて眠れない夜を過ごしました

学生の時にあまりにお金がなくて不安で眠れない日を過ごしました。大学入学のために一人暮らしを始め、親から仕送りを受けて生活していた時の事です。奨学金を借りていたので、可能な限りアルバイトをして奨学金の返済と生活の足しにしていました。

 

 

 

家は決して裕福ではなかったので、一人暮らしの為に部屋を借りるお金と、最低限の生活費を私に与えるのは親にとっても大きな負担です。もらっているお金は可能な限り節約して、食費は月に一万と決めたりして使っていました。

 

 

そんな時、アルバイトから帰った夜に高熱を出して寝込みました。

 

 

 

 

熱だけでなく、今まで経験したことのない背中の痛みと目の痛みにも襲われ、そのまま寝込むことになってしまいました。丁度その時は次の仕送りと給料の振込みまで一番我慢しなければならないお金の谷間で、財布の中には二千円くらいの現金しかありません。

 

 

 

病院まで行くにしてもバスや電車を使える体調でもありませんし、タクシーで行くにはお金が足りません。

 

 

 

仮に病院に行けても、診察してもらうお金もありません。一瞬親に頼もうかと思いましたが、仕送りをもらっている身で更にお金の無心は申し訳ないし、体を壊してしまった事を話せば帰って来いと言われそうで言い出せず体調が悪いのを我慢して乗り切る事になりました。

 

 

何の病気かも分からないまま布団の中にいると不安がこみ上げてきて、今まで簡単に使ってしまっていた数百円というお金が急に重く感じられ、あの時あの買い物をしなければと思ったり、部屋にあるものを見ても、これを買うお金があったら病院に行けるのにと思ったり、ずっとお金の事を考えて過ごしました。

 

 

 

 

結局体調は回復せず、バイト代の入金を待って病院に行ったら、腎臓を壊していてそのまま入院することになりました。

 

 

 

 

 

 

最終的には親に助けてもらう結果になったのですが、この事件で病院にも行けないほどお金に困ることに恐怖を感じるようになったので、とにかく無駄な買い物は一切せず、欲しいもの、必要なものを我慢してでも銀行に幾らかは残しておくようになりました。